ナスカの地上絵 オーパーツ 

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ナスカの地上絵は、ペルーの乾燥地帯にある、地上に描かれた巨大な絵である。

 

絵のサイズは、小さなもので約20メートル、大きなものだと約300メートルもあり、紀元前2~5世紀の古代インカ人が描いたとされている。

 

数も非常に豊富で、ハチドリ、人間、サルなど様々なものが存在している。

 

ナスカの地上絵をめぐる謎については、古代人がこれほど巨大で精巧な絵をどうやって描いたのか、ナスカには生息していないシャチやサルの絵をなぜ描くことができたのか、という謎が議論されてきた。

 

「地上絵は、高度な文明を授けて去っていった宇宙人を呼び戻すために、その宇宙船の着陸跡を古代インカ人が真似て描いたもの」

 

「高度な科学力を持つ宇宙人か、その科学力を伝授された古代人に作られた」

 

このような説が話題を呼び、ナスカの地上絵は広く知られるようになった。


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その真相は・・・・・

 

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実は、地上絵の描かれ方は判明している。研究者によると、杭とロープを使った拡大法で描かれた可能性が高い。

 

ます、これらの地上絵を作る場所の中心に、図柄を縮尺した下図を描く。

 

次にその下図中心に杭を打って基点を定め、特徴的な部分、例えばハチドリならばくちばしの先端部分や翼など、直線と曲線が交わるような部分に点をつけていく。

 

点をつけ終えたら、今度は基点の杭に結んだロープで基点とした図との距離を測り、そのロープを完成図までまっすぐ等倍に伸ばして再度点を打つ。

 

こうすることで、下図の何倍もの大きさの設計図を作ることができるという。

 

この説は、地上絵付近から杭が発見されたこともあって、現在でも有力な説だと考えられている。しかし、「インカ人は気球で空から見ていた」という説を唱えている人もいる。

 

ナスカの地上絵は、地表からみるとその存在に気付かない場合が多く、上空から見て初めて全貌を把握することができる。

 

「見えないならば作れない」という考えが、「インカ人は気球で空から見ていた」という説を唱える人たちの根拠になっているのである。

 

しかし、世界には上空からからでなければその全貌把握できない遺跡はたくさんある。

 

日本の大仙陵古墳は代表的なものである。

 

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 大仙陵古墳は、全長約500メートル、幅は役300メートル

 

有名な地上絵「ハチドリの地上絵」は全長96メートルで、大仙陵古墳よりもずっと小さい。

 

もちろん、この古墳が作られた当時の日本人は飛行機など持っていない。だが、それでも前方後円の形と、それを取り囲む壕をきちんと設計している。

 

また、地上絵に関して「あれほど完璧な直線を引くことは不可能」を唱える人もいるようだが、それも間違いである。

 

古代の道路の特徴は直線である。

 

ナスカの地上絵よりも古い、古代ローマの道路は直線であった。また、7世紀に作られたとされる日本の奈良盆地の下ツ道は、総長25キロの直線道路である。

 

古代人が、未開で野蛮であったというのは思い込みで、高度な字術力を持っていた文明も数多く存在する。直線を引こうと思えば、二つの点を結べば直線ができる。

 

少しの道具、知恵、労力があれば古代に人たちにも十分に直線が引けたと考えられる。


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なぜ”いるはずのない動物”の地上絵があるのか?

 

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サルの地上絵

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シャチの地上絵

 

地上絵の中には、シャチやサルといった、ナスカにはいない動物が描かれている。なぜ、ナスカにはいない動物をインカ人は描くことができたのだろうか?

 

このことは長らく謎とされていたが、1980年代にカワチ神殿と呼ばれる遺跡が発見され、その調査は大きく進むことになる。

 

カワチ神殿では、ナスカ地方の土器のほかに、別の地方の土器などが発見されたのである。

 

このことからカワチ神殿を中心に、アンデス西側の諸文化が交流を持っていたと考えられるようになった。

 

そうすれば、シャチやサルが描かれていたことも説明がつく。

 

カワチ神殿で文化が交流されていたとすれば、シャチを知る海側の人々や、サルを知るアンデスの向こう側の人々も可能性がある。

 

ナスカの人々は彼らから直接、シャチやサルの存在を聞いたかもしれないし、彼らが神にささげるために持ってきた土器などを見て、その存在を知ったのかもしれない。

 

地上絵の描き方、なぜシャチやサルが描かれているのかという謎は以上の考えで十分に説明ができる。

 

「地上絵は、高度な文明を授けて去っていった宇宙人を呼び戻すために、その宇宙船の着陸跡を古代インカ人が真似て描いたもの」

 

また、「高度な科学力を持つ宇宙人か、その科学力を伝授された古代人に作られた」といった、トンデモ古代史よりも十分現実的で具体的な説明である。

 

ナスカの地上絵も十分に説明できる考えがあることから、オーパーツなどではなく、古代人の知識の豊富さ、偉大さを示す、歴史的な遺跡であることが明らかになっている。

 

オーパーツまとめ

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